助産師の求人倍率はどうなっているの?
助産師の求人倍率は、4.0〜5.0とかなり高くなっています。
求人倍率とは、仕事を探す人一人に対して何件の求人があるかを差します。
この場合、一人に対して4.5件の求人があることとなり、
助産師は今、一人でも多くの人材を求めていることが分かります。
看護師や保健師以上に、助産師は不足しています。助産師だけでなく、
産科医や看護師など、産科にかかわる人材は不足傾向にあります。
それは産科の仕事に医療訴訟が多いことも原因ですが、
不規則な仕事や長時間労働が当たり前になっていることも原因です。
労働環境の悪化は助産師離れを加速させ、残された助産師に
更なる負担を強いることになります。
その結果助産師の求人がたくさん出されるのですが、なかなか
人材を集めることができません。
なんとか助産師が入ってきたとしても、仕事を教える・業務のフォローをする
といった受け入れ体制が不十分な場合、早期離職につながってしまいます。
その結果ますます人手不足が加速する、というような悪循環に陥りかねません。
最近は出産のスタイルも多様化しているため、自宅で出産を迎えるという
女性も増えています。そんなときに求められるのが、助産師です。
出産の介助はもちろん、子供が生まれた後の母体ケアや育児相談など、
母子共に健康であるためのサポートをするのが助産師の仕事。
少子化が進んでいる世の中ではありますが、まだまだニーズは尽きません。
あなたが今後助産師の求人を探していくなら、しっかりと仕事のフォローが
整っているところや休みがきちんと取れる場所を選んでください。
求人は、転職支援サイトで探すと見つかりやすいです。